釣行記19 由良半島 地釣西3番
2004年11月7日(日) 快晴 旧26  朝釣り
沸きグレ、こいつら何かんがえてるのやろか?

と、春先に中泊沖、武者泊の沖磯で何千匹、何万匹?の沸きグレを見ながら思っていました。こいつらが一斉に食い始めたら大変な事になるなーーとも。
はい、大変な事になりました。釣り堀よりひどいことに!


毎度!由良は古川渡船さんを利用させてもらってます。


四国南西部のグレは10月末に一時期荒食いになっていました。ハリス問わず、ウキ問わず、エサ問わず・・。しかし、本当に一時期ですぐに食いが落ちました。でも、食いが落ちたのではなく元の状態に戻っただけなんです。

渡船には客が30人ばかり、他の渡船も然り。地釣の西を無線で指名するとジャンケンだって!なーんてタイミングに操舵室に顔を出したものだから”オマエ、ジャンケンにいけ!”って。・・・まいったなあ・・・
舳先に上がると船中30人の注目と無言のプレッシャーを感じます。相手の船の客からは無言の負けろコールが脳みそに響いてきます。

”ジャンケン・・ポン!”  
相手グー   僕パー   

\(^▽^)/勝ったよ!

やれやれ、殺されずに済んだ。
今日の僕の仕事は8割方終わったよ。

地釣の西3番に上がります。6名ですが後2人渡ってきて最終的には8人!でも、どうに か釣座はとれます。




みんな知り合いです、8人全員!


さて、本日は潮が緩いので潮の行かないところでは勝負になりません。喰うには喰う のですが型が小さい。



こんなんしかおらんのかー!


潮の流れがあって、吸い込まれ潮の中だとアタリが出ますが他の場所はエサは取られ どもアタリは出ず・・。
今年秋冬グレの序盤戦は流れの中が勝負!でも、小さい。大きいのは磯際、ちょい深 くに居ること多しです。あ、特大はかなり沖で喰うこともあります・・。

そんな中、地釣4番水道向きには激しい沸きグレが出ました。しかも喰う!!




もやもやっとした感じのやつ、全部グレです。




沖で海面がざわついてるところは沸きグレ!!


水道の中の沸きグレ向けて潮上から遠投して放り込むと5秒で喰う、ウキ下は矢引き。
入れ食い、生け簀、釣り堀状態。でも、小さい、30cm前後のみ。
他の場所が喰わないのでみんなが集まって並んで釣り堀、それでも喰う!


さて、時間です。フィーバー終了、お片付け・・。


結局の所、沸きグレが居なかったら8人でグレ20枚くらいの貧果だったろうものがその3倍は釣れたということになりました。でも、35cm以上のは10枚もいなかったはずです。
一部、沸きグレ入れ食いの情報が流れて磯に上がりさえすれば大漁間違いなしと思いながら来る釣り人も多いかもしれませんが、そんなことは無いのです。
日によって喰いに差はありますがグレ釣りはグレ釣りで、上手い人はたくさん釣り、それなりの人はそれなりの釣果です。
僕は・・それなり以下か・・。


沸きグレ入れ食いの人のクーラーはこんな感じ
地道に釣っていた人の方が型はよかったです。47.5cmでした。
(ちなみに僕の釣果ではありません)


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