底物依存症上物依存症の部屋>釣行記14
釣行記 14  中泊 高場の横、白浜2番
2002年 12月14(土) 晴れ 旧11日 若潮 朝釣り
2002年 12月15日(日) 快晴 旧12日 中潮 朝釣り
 四国南西部にヒラマサフィーバーが巻き起こったのは、遙か24〜25年前のころ・・。
 まあ、うちのおやじときたら気が狂ったようにヒラマサを釣ってきて1回の釣行で10匹前後釣り上げ、家に帰るまでにあちらこちらで配り周り、家に持って帰るのは2本。それでも70〜80cmのヒラマサが2本!
1日目、刺身。
2日目、刺身。
3日目、刺身と煮付けとか。
4日目焼き物など。
一週間のうちに4日はヒラマサ料理で3日間は他の食事。おやじが釣りに行くとまたヒラマサ料理。なにせ、全盛期には1シーズン100本を越えるヒラマサを釣っていたのだから・・。
 ”小針兄弟はヒラマサで育った”って、今でも釣具屋のOさんに笑われる。
そんなヒラマサもある年からぷっつりいなくなって、はや何年?十数年は全く磯にはいなかった時期があり、ここ何年かは時々ヒラマサが居着く年があるようになった。今年のヒラマサは3年ぶりで僕も3年釣っていない。
 フィーバーの頃はどこもかしこも磯はヒラマサだらけで上手、下手のあまり差が無く魚は食っていた。絶対数が多かったからだ。それでも太ハリスでうんうんがんばって、取れるのは80cmまで。それ以上になると取るテクニックがいるからだ。そんな中で着実に取る技術を身に付けた極一部の釣り人は今でもその技術を生かし、たまにかかるヒラマサ、ブリの大物を取ってしまう。
そんな技術は今、廃れつつある。なぜかというと、その頃の釣り人は年老いていってしまっているし、たまに口伝えで教わっても実践できるフィールドと魚がいない。ヒラマサをかけるチャンスが少ないのだ。
 今より釣りの道具、糸が良くなかった時代にメーターオーバーのヒラマサ、ブリを磯から取っていた老練釣り師達は、今の釣り人の技術低下を嘆いている・・。
小針は・・・こき下ろされています!話にならんと。


これは12月1日に白浜1番で惨敗食らったとき、絶対ヒラマサ取っちゃる!
1日目の小地の高場横。右手に白浜が見えます、正面は鹿島。
今回は小針おやじも同行、ヒラマサになると昔の血が騒ぐらしいです。
+画像をクリックすると別ウインドウで拡大されます(以下同文)+



この日はヤズ5匹、タイ1匹でした。しかし、おやじは推定80cmクラスのヒラマサをハリスが見えるまで浮かしたのですが、横に走られシモリで高切れ。場所が悪かったのです・・。




2日目です、この日は小針一人で釣行。グレ、青物が好調の中泊はどの船も満船状態、推定釣り客300人オーバー(渡船10艘)。どこかの青物釣りグループに混ぜて上げられても全然文句なしの状態だったんですが、ありがたいことに白浜2番に一人で上げてもらいました、感謝。
さてさて、どのように釣ったかはちょっとナイショにします。
結局はヒラマサ2発食わして1匹取りました。バラした1匹は手に負えるシロモノではなかったことと、そのために取った1匹はわりと簡単に取れたことを追記しておきます。



久々にヒラマサの刺身を食べましたが、昔の記憶がよみがえりました。ああ、この味だったなぁ・・・。

おまけ:ヒラマサとブリ、ハマチの区別が付きにくいと言われていますが見慣れれば一目でわかるようになります。決定的にわかるのは、捌いて刺身にすると一目瞭然!
身の色が違います、ヒラマサの方が白っぽいです。

+pagetop+ +HOME+
[PR]動画