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釣行記 9  中泊 ノコギリ
2002年8月13日(火) 猛暑快晴 中潮  旧5日 夕釣り
海外ではサメ釣りは立派なゲームフィッシングとして成り立っているのだそうな・・・。

この時期ホームグラウンドの四国南西部にはサメがうようよ。潮通しの良いところには必ず背びれが見えます。サメは完成されたフィッシュハンターで搾餌能力、泳力、スタミナ、スピードは普通の魚より全然上!掛けたら止めるのに一苦労、寄せるのにアップアップ、楽しめたら良いのでしょうが僕は美味しくない魚を釣るのはあまり好きじゃないのでやりません。今回は入れ食いでした。

 勝手に師匠と崇めているO西さんは一時期サメ釣り(サメ退治)に燃えていたことがありまして、真夏にクエ竿、極太ワイヤーで由良の沖釣にてサメに挑んでました。なんでも200kgオーバー(推定)のドタブカをかけて大人4人で引っ張って足下まで寄せたが、その大きさに気持ちが悪くなって他の3人が逃げてしまったためにラインを切ったとか、900番の両軸リールのドラグが焼き付いてメーカーにクレームを付けたら、逆にリールの使い方が適正ではないと説教されたとか。サメを取り込めばその証にフカヒレを持って帰るとか。・・よう真似せんわな・・

 さてさて、毎度ながらえひめ渡船さんで釣行。一緒に行くのは某釣り雑誌の現地取材をしているYさん。お盆前のくそ暑い時期に昼間に磯に行くやつは気が狂っている!ほんと。でも、おばかな小針は翌日も昼間に船で出て、みごとに熱射病になりました。きをつけましょい。

ノコ1
出船、あつー。
ノコ2
ノコギリに上がります。ホント足場悪い。
ノコ3
Yさんです。
良い魚がつれたら取材に応じてあげて下さい。


真夏のこの時期、餌を撒けばキツだらけ、キツキツキツキツ〜。キツのじゅうたん。今までに単一魚がここまで密集しているのを見たことがない、と思っていたら数日後にあっさり更新。船釣りで夜に明かりを付けたらまわり一面キビナゴだらけ。船を中心に半球状に50m以上びっちりキビナゴ。何トンものキビナゴ。その数日後、オヤジが船で出たら今度はイサキだらけ。辺り一面ウリンボイサキの山。どうなってんだろ。

ノコ4
餌を撒くと海面が湧きます。


入れ食いキツにうんざりしているとYさんのリールから糸がジージージィーー。サメだ。2号ハリスでもドラグ設定をしっかりしていると切れないものなんです。しばらく走るとちょっと止まります。そしてまた走る。そのうち切れる・・。結構面白い。キツを釣る、ちょっと痛めつけて針をかける、放り込む、1分も経たないうちにサメが持っていく…。入れ食いじゃん!!これって、板バネさんにでも教えたら大喜びだろうなぁー。

他の魚は釣れないのかって?釣れました。

ノコ5
こんなん初めて釣った。
ノコ6
コバンザメ。
ノコ7
コバンザメ。
ノコ8
コバンザメ。


その他、釣れた魚はキツ、ムロアジ、これしかいない。しばらくはシャークフィッシングを楽しむが暑い中体力を喰うのとリールがやられるのでやめにする。

えひめ渡船のSさんに聞いたのだが、最近の小型スピニングは良くできていてドラグ性能も良いため、きっちり調整しておけば細ハリスでも結構サメの引きを楽しめる。が、ドラグを長時間連続して効かせ過ぎて壊してしまう釣り人が大勢いるとのこと。特にサメの季節。

さて、ノコのハナの高場でお得意の磯際釣りを開始。カウンターで狙うと・・狙ってもキツばかり。その内大きいやつが引ったくって行き、右の磯際を回り込もうとしている。そうはさせじと竿を立て、ために入る。と、3秒ばかり制止した後に・・パーン・・・?竿が折れたぁぁぁ。また折っちまったよぉ・・。ハリス1.75号だぞ!!

ノコ9 ノコ10
D社、剛て◯、1.5号


仲間内では、小針親子の竿、リールの扱いの悪いことと言ったら評判なのだが、古くなった竿は片っ端から折れていく。だいたい、折るのは僕とおやじが半々。2人で週に2回は磯で竿を振るので使用頻度はかなり高いのだが・・。

まあ、このおかげで新しい竿を買う決心が着いたようでD社の新製品、せい◯の2号を買い込むことになった。SVFに期待・・。

ノコ11
ハァ、あちい

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