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釣行記 1  中泊 サンゾウと小地の小三角
2002年4月8日(日) 曇り 大潮  旧16日
しば渡船さんにお願いして出船。いつもはえひめを使っているのだが大会があるとのことで断念。人は20人弱。

今日は1人の釣行で、まじめにグレやタイを狙う。ナカバエ、コデの瀬戸、コデ西につけてナガハエにと走る。ナガハエ地に着けて、さて、どこがあいてるのやら・・・。

さて、サンゾウに上がりました。そろそろオナガのシーズンなので。
サンゾウ(白浜側)のポイント、ここが肝!引き潮、特に大潮の引きはまともにブチ当たります。当たって湧いて左右に分かれて行きます。
一つは分かれて白浜1番に流れる潮。
足下から流すと磯際にべったり張り付いてどうにもなりません。うまく流しても足下からの潮は白浜1番の足下に当たり、その向こう側に行ってしまうので釣りになりません。どうするかというと、白浜1番の鼻に当たった潮の一部は跳ね返って右に流れます。これに仕掛けを乗せます。撒き餌は直接、沖の右に流れる潮の手前に打つか、足下のちょっと沖の潮に乗せて撒き餌が沖に出るタイミングを測って仕掛けを投入する。です。。
もう一つはぶつかって足下から右の小三角方面に流れる潮で、これが本命。小三角に向かってシモリが出ていますがこのシモリ際をなめるように流れる潮に仕掛けを入れます。わりと撒き餌との同調もしやすく、アタリは小三角の真下あたりで来るはずです。ここはオナガが出るので掛けたら、ほとんどはブシュープチン・・。となります。うまく取りましょう!!
この日は潮が速く(そりゃあ、春の大潮は一年中で一番速いよ!)しかも後でわかったのだが水温が1.5度も下がっていたため(致命的)なーんにもあたらん。エサ取りも見えない。良い潮なのになぁ・・。

そうこうしているうちに弁当船。しばの息子さんが“小三角あがってみん?”と。すっごく魅力的・・。狭いけれど乗ったことないし、行きたかったので、数十秒のフリーズの後に“行く”と言ってしまった。
荷物はクーラー、バッカン、道具入れバッカン、竿2本、竿入れ、タマ。
舳先から小三角の上を見たとき、後悔しました。荷物の殆どを手に持って三角の頂点に立った時、さらに後悔。一歩も動け無いじゃないか!しばのおっちゃんが、大丈夫?を3回言ってくれて無言で頷く。

さて、クーラーはこのいちばん広いところに置いて道具箱はその横、後の道具は何処に置こうかと足場を確認中に道具箱はころりと海の中。やめてくれ、さっきもらった弁当が入っているんだぞー。タマで救ってみると弁当は塩漬け。そのまま磯に放置しているとすぐにカラスがつつきに来ている。それ、しょっぱくないかー、俺は腹が減った・・・。釣り釣り。

潮はまっすぐ小島方面に向けて遙か沖まで出ている。剛流だ。引かれ潮が右手(大三角方面)から出ていて本流の下に潜り込んでいる。これに撒き餌と仕掛けを同調させればOK。本流のど真ん中に仕掛け入れてもなーんにも釣れないよ。本当は左右の磯際に緩く流れる引かれ潮を攻めれば良いのだが右は釣り人がたくさんいてその潮を攻めているので、あえてやらない。 左側は潮が速すぎて釣りにならない。本当は真正面の磯際わずか3〜4mの間を静かに攻めればグレが喰いそうなのだが、このときには水温が下がったのがわかり磯際には底までえさ取りもいないことがわかっていたのでタイ釣りに専念することにして本流に引き込まれる潮を攻める。攻める。攻めた、けど喰わない。手をかえ、品をかえ、タナをかえ、200m先まで流したが喰わない。
仕掛けが浮いているわけではない、それが証拠に回収時には仕掛けが底の方から上がってきたし、唯一の釣果のホゴも釣った。

なんでやねん。水温低下には勝てないかー。結局、ボウズ。
しばのおちゃんに釣れなかったと言ったらちょっと驚いたような顔をして“じゃあ、周りも釣ってないやろ?”・・そのとおりでございます。
せっかくいい所に上げてもらったのに釣れなくてごめんなさい。次は頑張ります。

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