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釣行記 4  武者泊 ヒョウタン
2002年5月19日(日) 晴れ 小潮  旧8日 夕釣り
いつもたまり場になっている御荘のM釣具店。ここに僕の師匠の一人であるONさんがいらしゃいます。 ええ、勝手に弟子になっていますが。このONさん、雲の上のような人です、はい。
磯、船、クエ、イシダイ、グレ、タイ、青物、何でもござれで20代の頃から磯上物のトーナメンターをしていました。


Oさん: 明日、夕方釣りいくの?
小針:  行きます、どこに行くかはまだ決めてないですが・・。
Oさん: じゃあ、僕も行こうかな。
小針:  行きましょう!

 午後からは引き潮になるが、武者泊に行くことにする。
中泊の磯は引き潮釣り場が多く、武者泊は満ちが良い場合が多い。 でも、だいたいですよ。 武者泊に行く道は今でもくねくねと少し細い道路だが、ましになった方だとONさん。
この道が付く前は福浦までしか道はなく、連絡船を浦々に廻っていたと、その後自衛隊がダイナマイトで岩肌をぶっ飛ばしながら道路を造ったと。 釣りの話もぼつぼつと・・ まえに??磯ではクエがでて何キロあって、あの磯はあのポイントでクエが喰う、この磯はこういうときはクエにいい、etc.云々、。 (クエ釣り師なら喉から手が出るほど欲しい情報満載)

 港に着くと結構車が多い。
今回利用するのはなぎさ渡船さん、釣り客は十数名だが殆どが知り合いの知り合いばかり。
天気はよく、風もそこそこなので防水カッパは下のみ着て上着は道具箱の中。まあ、この時点ではこれで良かったのだが。


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武者泊を出たところ。今回は写真が少ない。
なぜでしょうか?

さて、沖に出てみると結構な波で北西風が少し強い。
船もドップリかぶる。最初にアブセ、ヒラバエにつけて僕たちは何処に・・・ヒョウタン!しかも5人まとめて。


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大きな磯が名礁ヤッカン。その左にちっちゃく2ヶ出ているのがヒョウタン。

最近狭い磯巡りになってきたような気がする。

ああ、雨カッパの上を着ときゃよかった・・。
磯渡しの最中からザッパンザッポン潮かぶりまくり。足場は当然狭く、しかも滑りやすい。
2つ瀬の向こう側に2人が渡って少し余裕が出来るが荷物が折り重なって竿を取り出すのも一苦労。
しかも絶えず背後から波をかぶる。背中に塩水が流れるのを感じて、まずすることはカッパを着ることと思った。
隣ではONさんもカッパを着ている。こんな状態ではデジカメを取り出すのは自殺行為、買ったばかりの新品が錆びてしまう〜ので撮影断念。よって、これ以降の写真はなし。 でも、釣果くらいは撮っておけば良かったか?(早くも手抜きか?)

大荒れのヒョウタンで5人の釣りが始まる。
引き潮なので鵜来島方向に流れる。みんなで同じ方向を攻めるので外側の人から遠目を真ん中の人は磯際を釣る。
この狭いポイントを5人でやれば、魚がいれば当たるだろう。
最初に当たったのはイシダイ、次はイシダイ・・40cmクラスだが、オキアミに入れ食い。
こんなにイシダイが喰うのならと仲間内の一人がイソガニをとって餌にしてみる。そのうちにONさんがヒラマサの子を取り込む。
最近、この海域ではやたらにヒラ子が多い。一番端ではカニエサのイシダイ釣りが竿を曲げている。 ウ〜ンと絞り込まれ沖に走っていく、と、そのままハリス切れ。ナイロン4号だったそうだが、ナイロン4号って結構強いぞ。 一回も止まらずにむしっていったのは結構大物だとおもう。
この人、ナイロン8号に代えて再度挑戦するも最後まで当りなし。

潮が少しゆるんでくるとマダイになった。
ONさんがまず50cm程度を掛ける。それを見て周りのみんながマダイ仕掛けに素早くチェンジ。
深棚を攻めれるように大きめの浮きに鉛も多め。そして40cmクラスを追加。
この後、潮は止まり満ちに変わるが、この間ほんの数分。 仕掛けを直しているわずか数分の内に潮は反対方向に流れ始める。この潮を捕まえて磯際で流すと本日初めての綺麗なアタリ、合わすと乗ったが手応えは軽い。
水面から飛び出してきたのはカワハギ・・。次の一投も同じ感じでハギ、次も全く一緒。
カワハギ3連発!(バックスクリーン3連発なら良いのだが)


結局、今回はここまで。
撤収時にはドップリ波しぶきをがぶり、頭から足までびっしょりになった。
帰ってデジカメを見てみると入れ物の底がうっすら湿っていた・・。
念仏を唱えながらフキフキ、錆びませんようにっ、と。

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