底物依存症上物依存症の部屋>釣行記6
釣行記 6  中泊 一ヶハエ
2002年5月26日(日) 快晴 大潮  旧15日 夕釣り
狭い磯巡りはまだ続く。だいたい1人で釣りに行くと狭い磯に降ろされることが多く、そういう場所は好釣り場であることが多い。
この一ヶハエもそうで魚影は西海の中でも濃い。クエは30kgを越す大物がいるが誰も取っていない。裏に抜けている穴があって潜り込まれるというのが通説になっている。誰か確かめた人はいるのか・・と思うだろうが、この辺りの潜水漁師はほぼ何処でも潜っており、何処にクエの巣があって何処に瀬があって何処に穴が抜けているという情報は持っている。ということは一ヶハエにはやはり穴が抜けているのだろうと思い、上から覗いてみたが・・・。

 今回の釣行はご存知、板バネファイターことDr.Jと同行しました。この方、数々の伝説をうち立てており、西海の磯に彼による新たな名前が刻まれる日も近いと思われます。
そんな板バネさんはクエ狙い。がまクエ100号を担いで船に乗ります。船は七十バエに向かいまして、選択肢はクロハエ、ヒラバエ、等。でも、お願いしたのは一がハエ!なんで?・・上がったことが無かったから。


ひので渡船が帰っていきます。

横島です


さて、一がハエという磯は、、、昔、公園にあった渦巻き滑り台の様な磯ですね。頂上は平らで居心地も良いのですがその他の場所は斜めで少し滑りやすい。当然、身を隠す所などない。(ちょっとした伏線)
南向きは左手にヒラバエ、右手にシモリのナガハエが近い。撒き餌が当たりそうなほど近い。が、ここが深い。
北向きはシモリが横に入っており釣るのは難しい。東はカメバエがあり、釣りどころか海がない。西は上物釣りには良い。クエは南向きの足下、上物は南向きから西向きを釣る。
潮は満ちで正面南から当たり回り込むようにして北に抜ける。
しかし、西海特有の本流の付け方により満ちなのに殆ど逆からの流れになることもあります。

撒き餌を撒くとキツと餌取りがうようよ。
南からの当たり潮から磯際を廻る潮を釣りますが、餌は取るがアタリなし。
最近、グレがエサをくわえたときの抵抗から離すことが多くなっているような気がします。しかし、スルスルフリーで当たるほどは走りません。抵抗が少なくわかりやすいアタリウキが必要です。もっとも、この時期グレは17時を越えてからが勝負です。

板バネさんも竿を組み終えたようです。



あいーーん・・・・か、会長


低場で必死にアタリを追っているとき、振り向くと視線のやや上で板バネさんがしゃがんでいる・・。お互いにハハハ・・っと笑って視線を海の方に、(振り向けないじゃないか!!)やっぱりこの人はただ者ではない。

 潮の角度が変わると餌取りもいなくなったので休憩。板バネさんは快調に黄色いバナナを抜いている。(黄色と黒のくねくねしたやつ)



きた きた きたー …ぢゃない。


17時を過ぎる頃、潮は反対になり西向きの足下から南向きに磯際を流れる。
エサを撒くとグレらしき影もみえる。磯際を静かに攻めるとびみょーーなアタリ。合わせても掛かりません。ウキを小さく浮力をとり、沈め、ラインをコントロールするとやっぱりかすかなアタリ、でも合わない。
これを2時間ちかくやってみるものの結局はダメ。これからがいい時合いなのにと思いつつ帰りの船にのる。


くそー、これからがいい時合いなのに


でも、グレは喰い気が上がりそうな予感がする。ちらちら見えるのが喰いだしたらこっちのモンよ!

+pagetop+ +HOME+
[PR]動画