底物依存症上物依存症の部屋>釣行記8
釣行記 19  1年間の成果は?
2004年7月15日(木)
えー、皆さんお久しぶりです。 暫く更新していなかったのですが、わずかながらのファンの方々にせかされての更新です。確か、前回は武者泊まりの鯛釣りでしたから・・・1年以上空いてしまったわけですね! 1年間釣りに行っていなかったわけではありません。それはもう、激しく行きまくりだったのですがデジカメを持って行ってなかったために更新しなかったのです。写真がなきゃ、証拠がないと同じですから・・。 とは言っても、まともに釣行記をかけるほど真面目に写真を撮ってもいないためデジカメに残っていた写真をアップし、一年間を振り返ってみようと思います。

グレ1 グレ2
グレ3 グレ4
グレ5
グレです。確か‘03の冬場釣ったものだったと思います。


秋から冬にかけて四国南西部は大型口太グレの大漁が続き、40オーバーから50を上回る型が連日釣れました。特に沖磯では、今までとは違うタイプの良型口太が居付き激しく喰いました。胴長、スマート、尾が異常にデカイ、尾の付根が赤い、本流の中で喰ってくる、強い、しぶとい!という特徴がありました。以前から沖ノ島海域で釣れていた“胴長グレ・沖ノ島口太”とも違う種でした。今まであまり見たことがありません。

船
出船風景(中泊)


年が明けて‘04年。正月明け早々に青物が当たり始めました。例年なら10〜11月には青物の便りを聞くのですが、昨シーズンは遅れていました。でも、実は青物は居たのです!ただ、オキアミの餌を食わなかっただけなんです。ソレが証拠に10月、11月にキビナゴ餌で青物釣りに行くと、ちゃんと当たりはしたのです。横で釣っていた人は活きアジでブリを釣っていました。海面までキビナゴの群れを追ってナブラを作る魚群、茶色く見えるその姿はヒラマサ!でした。しかもデカイ!(泳いでるヒラマサは少し茶色く見えるんです、知ってました?)恐らく、このヒラマサは居付きで群れもあまり大きくありませんでした。ですから一日釣ってあたりが1〜2回・・しかもキビナゴを仕入れなきゃならないですから面倒です。自然、やる人は少なくなって情報も途絶えます。
正月明け、いくらなんでももう居るだろうと小針親子はカゴ青物に出動します。そして80オーバーのブリを仕留めます。昨シーズンの特徴として、魚が大きかったことがあります。長さよりマルマル太って目方があったこと、そしてむちゃくちゃ美味しかった!こと、ブリとヒラマサが同じ海域で釣れたこと、群れが少なかったこと・・ など。
目方がある青物を釣るのには絶対的にハリスの太さが要求されます。(場所によりますが)
最低でも12号が必要でした・・。 “8号もありゃ充分、10号なら絶対!”と言っていたオイちゃん釣り師達は全員切られました、みーんなやられました・・。シーズン途中からつれ始めた70後半クラスのハマチならそれでよかったのですが、目方のある80オーバー、90オーバーは本当に最低でも12号でした。それでも3月に入ると12号ハリスをそのまま一回も止まらずにぶち切っていくやつが当たり始め、ついに誰も取れませんでした。 余談)友達が98?のヒラマサをグレ仕掛けハリス2号で取ってしまいました、一生かかってもマネはデキンなぁマケタヨ。

ノコギリ1 ノコギリ2
ノコギリです。天下の中泊でも超A級磯。


 さて、水温も落ちて餌取りも居なくなると真鯛釣りシーズン到来です。去年まで真鯛釣りがヘタクソだった小針、開眼しました!ノコのハナで。確かに群れが居ついていたからなんですが、どうやったら鯛がつれるのかを釣ることによって検証、確信ができました。一日に7〜8枚取り、外れたのを含めると13〜14は当たりました。その後の釣行でも鯛は釣れ続け、居れば当たり持ち帰りでした。複数人で磯上がりしても自分だけ釣れるor最多数でしたから釣り方は間違ってないのでしょう。
鯛釣りの経験はそのままイサキ釣りに生かされ、イサキもたくさん釣りました。違いはどの潮を釣るか・・のような気がします。

ノコ1 ノコ2
ノコ3


‘04春、もうひとつ好調だったのがイシダイ。小針はイシダイ釣りはしませんが、底物依存症れがしー氏は本気モード全開でした!そこそこ数が出てしかも大きいとくりゃあ底物師達にはたまりません。結果は底物依存症HPで御覧あれ。

石鯛1 石鯛2
石鯛3 石鯛4
石鯛5


‘04前半戦、梅雨時期のグレ釣り@中泊です。今年は旧暦の2月が2回あったためか全体的に魚の食いが遅れ気味でした。春先から晩春まで潮流のある場所では湧きグレが多く見られました。ノコギリからコケのセトウチの向こうまでびっちり湧きグレ・・何千、何万・・激しい数、しかも40クラスがほとんど。こいつらが食い出したらすごいことになりそうだなー、なりました。特に5月中旬の釣れ始めはすさまじく、一人で夕方釣り40匹以上、一磯4人120匹(武者泊)etc.その後も釣れ続けます。何でも喰う時には仕掛け・棚を問いませんが、ちょっとしたコツを知っている orない で差は10対1程になりました。
今シーズンの特徴は魚が浮いている時と沈んでいる時の差が極端で、同じ日でも朝夕・満干で違うし、同じ潮でも5分目辺りから全然棚が違う。浅いのは半ヒロ、深い時は竿1本から1本半。潮の流れのあるところで、しかも流れの中で浅棚で良く食う。引かれ潮、潮目ではなく本流の沖の方に群れがいることが多い。魚が沈んで深い棚で釣っていると尾長が多く当たる(例年より多い)。サンノジが異常に多い。口太グレのハリスボーダーラインは2.5号(日・場所によって当然差はありますが、平均してそんな感じ。)
まあ、梅雨グレ釣りの特徴そのものでしょうか(笑。
イサキは例年通りよく釣れています、旨いです。

講習
あやしい現地講習会・・。


今年は例年になく尾長が多い年です。老釣り氏に言わせれば三十数年ぶり?だそうです。ほとんどの人が日に2〜3発は切られているみたいですが、あまり意識してはいないようです。真面目に尾長だけ狙っている人は5号ハリスを日に何回も飛ばされて、6号出してもむしられて・・。タマメやサンコウじゃないんです、スピードが全然!

+pagetop+ +HOME+
[PR]動画